脱毛に興味がある方が一度は検討している施術、それがレーザー脱毛でしょう。
レーザーを使った脱毛ですが、皮膚の上からレーザーを当てるだけ、とても簡単な施術です。
レーザーの直径は0.5センチから1.2センチほどあり、それを皮膚の上に、一瞬、当てるだけです。
脱毛したい部位にこれを繰り返し行ないます。

レーザー脱毛でどれくらいの痛みを感じるかは個人差がありますので、痛くて我慢できないという方もいれば、気にならないという方もいらっしゃるでしょう。
そもそもレーザーで脱毛するというのは、どのようなメカニズムになっているのかと言いますと、毛根を熱で破壊して脱毛するのです。
黒い部分は、光を吸収し熱に変化させますので、黒い毛根は熱によって破壊されてしまいます。
レーザーの照射をする際に、バチっとゴムではじかれたような痛みを感じる方が多いといわれています。
一度、行なえば終わりということではなく、数ヶ月の間、何度か繰り返しレーザー脱毛を行なう必要があります。
表に出ている毛は30パーセントだけで、残りの70パーセントは皮膚の下でまだ休んでいる状態です。
黒い色に効果を発揮しますから、毛が出ていない状態ではないと、レーザーも威力が出せません。
ですから、休んでいる毛が出てきたところで、またレーザー脱毛をすることになるのです。
痛みを強く感じる方ですと、何度もレーザー脱毛の施術を受けることが大きなストレスとなり、途中で挫折してしまう方もいらっしゃるようですね。
ムダ毛のないきれいな肌になるには、我慢も必要ですが、なるべくなら痛みの少ない方法で施術できれば良いですよね。
確実な脱毛効果を求めるとなると、やはり多少の我慢は必要なのかもしれません。
レーザー脱毛にかかる時間ですが、照射の数だけ時間がかかるので、両脇ですと20分程度で終わるでしょう。
両方の膝下ですと、広い範囲になりますから、2時間くらいはかかりそうです。
痛みを減らすために、事前に皮膚を冷やしながらレーザーを照射していくので、丁寧に施術すればもっと時間がかかることもあるかもしれません。

毛根を破壊するのですから、冷やしてから施術をしても、やはり痛みはあるようです。
人によっては油がはねたような痛さと言いますが、レーザーの種類によって痛みの差が出てきているようです。
最新の医療レーザー脱毛はより痛みを少なくしてあるそうなので、痛みは感じ方の個人差と、クリニックでどのようなレーザーを使っているのかも関係しています。
また、レーザー脱毛は安全な脱毛方法と言われていますが、黒い色や濃い色に反応するため、皮膚に火傷を負うトラブルもあるとのことです。
1000人にひとりくらいの確率ですので、日常的に発生するトラブルではありません。
火傷と言っても、カサブタになってそれが取れて治る程度のものなので、傷跡として残るほどではないでしょう。
レーザー脱毛は、クリニックのほか、エステサロンでも施術を行なっているところがあります。
どのように違うのか疑問に思う方も多いですが、医療用のレーザー脱毛は、当然ながら、サロンなどでは使えません。
永久脱毛と呼ばれているものは、医療レーザーを使っての脱毛で、サロンで行なわれている脱毛は永久に生えてこないということはないそうです。
医療用レーザーより威力が弱いものをサロンで使っているのですが、威力は弱くてもそれなりに痛みはあるようです。
医療レーザーでの脱毛より弱い出力ですと、光脱毛と呼ばれています。

医療レーザーの痛みが耐えられなかった方は、光脱毛を試してみることもよいでしょう。
医療レーザー脱毛は、うぶ毛にも対応していますし、顔などの脱毛にも向いていますし、サロンより回数が少なくて済みます。
忙しい方で時間をかけたくないという方は、効果の高い医療用レーザー脱毛がおすすめです。
エステサロンでは、6回から12回くらいの施術が必要ですが、医療用レーザー脱毛でしたら、早くて3回、長くて5回程度の施術で完了するそうです。
それだけ効果が違いますし、費用も違ってきますので、レーザー脱毛を検討している方は、双方をじっくり比べて選びましょう。
料金面でかなり違いが出るので、あまりに高額な場合になってしまうかも、金銭的に続けられないことも考えられます。
自分のお財布と相談して無理なく通えるところにしましょう。
痛みに不安を感じている方は、実際に体験してみることもよいでしょう。
レーザー脱毛の体験コースなども設けているところが多いので、実際はどれくらいの痛みがあるのか、試してみることもおすすめです。
カウンセリングでは、痛みに弱い人は正直に相談するなど、不安なことは事前に話しておくとよいでしょう。
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